ゲストに「残念な印象」を与えてしまう披露宴とは?

zannen

披露宴の印象はずっと残る

結婚式は多くの人にとって一生に一度のものです。
そこで、良い式を挙げることができると参加者からいつまでも折に触れて「いいお式だったね」と話題に出してもらうことができます。
逆に、何か失敗をしたり悪い印象を与えてしまうようなことがあったりすると、いつまでも「あの人の式は残念だったね」と言われてしまうものです。

結婚式の準備を始めると、多くの人が決めることの多さや準備すべきことの多さに驚き一度は辟易としますし、人によってはパートナーや親族と言い合いになることもあります。
仕事の合間に結婚式の準備を進めていると、準備に割く時間が思うようにとれないために熟考せずに安易に決めてしまったり、作業を雑にしてしまったりすることがあります。

しかし、そういったないがしろにしたことによって後々まで出席者にそのことを言われ続けてしまう可能性もあるのです。
だからといってすべてのことにしっかり意識を働かせることは難しいことです。
そこで、ここでは出席者が結婚式に参加して残念な印象を受けがちなことについて紹介をしていきます。

演出

まず気をつけるべきことが演出の内容です。
披露宴中には余興をしたり、ブーケプルズやファーストバイトといった結婚式独特な演出が行われたりします。

このような演出の中で出席者があまり盛り上がらないと思われるものは避けるようにしましょう。
余興を友人に依頼するときには、内輪でしか盛り上がらないようなことは避けたり、悪ノリした下品なものは避けるようにしましょう。
学生時代の友人だけでなく、会社の同僚や上司、親族も参加しますから、皆が楽しめる演目を考えてもらうようにしましょう。

他にも盛り下がるものとしてカラオケが挙げられます。
歌唱力の問題もありますし、選曲も大切です。
プロであったり楽器演奏も行える人たちが周囲にいて余興として頼めるような場合を除き、親族や友人からのカラオケで歌のプレゼントというのはあまり良い印象を持って帰る人はいないです。

新郎新婦が気をつけるべきこと

他にも新郎新婦が気をつけるべきこともいくつかあります。
まずは、挨拶や手紙は短く簡潔にすることです。

新郎の挨拶や新婦の両親への手紙というのは、披露宴中で最も感動する演出です。
しかし、そこで話が長くなってしまうといい話をしていてもその内容よりも話の長さが印象に残ってしまいます。
長ければ良いものではないですから、簡潔にまとめた文章になるよう気をつけましょう。

もう一つ気をつけるべきことに時間への配慮です。
演出を入れ込みすぎることで料理を味わう時間が取れなくなってしまったり、他の演出が行えなくなってしまうことは避けましょう。
余裕を持たせるために歓談の時間を取り過ぎても、ただ高級な食事に来ただけの印象を与えてしまいます。
そこで、演出と歓談との時間のバランスを上手に取ることや、お色直しで新郎新婦の不在時間を長く取り過ぎないようにすることには気をつけるようにしましょう。