先輩や知人と挙式日が被ってしまった時の対処法

kabutta

そもそもの日取りの決め方

結婚式は人生に一度のことなので、様々なことにこだわりたいと思うものです。
この、結婚記念日もその中の一つです。
結婚式の日と入籍日とを同じ日にしたいと考える人もいますし、海外や国内のリゾート地で結婚式をあげる場合には、それぞれの日に意味をもたせたいと思うものです。

しかし、自分たちが記念日にしたい日に必ず結婚式を挙げられるものではありません。
結婚式の日取りの決め方はいくつかのルールがあり、特に六曜については大切にする人が多くいます。

最近では、費用の兼ね合いや仕事の都合から、六曜を気にせずに日取りを決める人もいます。
そのため、平日の昼間に結婚式を行うケースもあります。
しかし、年配の方には六曜を機にする人も多いですし、親族や参加者の都合もつけやすい日を選ぶことが望ましいものです。

六曜とは

六曜とは、仏滅や大安などお日柄を表す暦注の1つで、先勝や友引、赤口の6つのことです。
多くの人が、1日を通して良い日とされる大安や、友を引くとして結婚式では喜ばれる友引を選びます。
ただし、友引は午前と夕方は良いのですが、正午は凶とされるため、時間が限定されるので注意が必要です。
他にも、先勝や先負、赤口は時間によって良し悪しが決まるので日取りと時間との兼ね合いの確認が必要です。

最後に仏滅は1日を通じて凶とされるため避けられてきましたが、最近は費用が安いこと、他の人と重ならないこと、特に気にしない人も増えたことから選ばれるケースも増えています。
このように、暦で良い日と悪い日とがあり、良いとされる日や時間、それに土日の兼ね合いを見ていくと意外と式に適した日は少ないものなのです。
そのために、結婚式の日取りが友人や会社の同僚と重なってしまうというケースも起こってしまうのです。

結婚式が重なった時の対応

結婚の適齢期も重なりやすいものですし、同業者であれば繁忙期も重なるため時期も重なりやすいものです。
そのため、場合によっては式の日取りが友人や会社の同僚や上司・後輩と式の日がブッキングしまうこともあるのです。
このような場合、どちらの式にも招待されたとして掛け持ちすることは移動時間の面でも参加者の負担を考えても不可能に近いです。
そこで、やはり日程調整をするのが一般的です。

一般的にはアナウンスが後になった方が式の日程調整を行うものですが、相手が上司や先輩であれば部下や後輩が調整をするのがマナーです。
調整するとなると、式場の日程変更や親族の宿泊手配の変更、再度日程確認の連絡を入れたりと面倒なことが増えますが、結婚式後にも円滑な人間関係を進めるためにも致し方ないことと諦めて対応するようにしましょう。