ブーケトスの由来とおすすめの演出方法

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結婚式の中では、式が盛り上がるように様々な演出が行われます。
ブーケトスをはじめとして友人からの余興やケーキ入刀、そして感動の両親への手紙といったものが盛り上がる演出としてあります。

しかし、最近は結婚式で行われる演出にも変化が起きています。
その中の一つとして、ブーケトスを行わない結婚式が増えているのです。
ここでは、ブーケトスの由来と行われなくなってきた背景について紹介をしていきます。

ブーケトスとは

ブーケトスは、結婚式の日に新婦が手に持っているブーケを後ろ向きに投げて、未婚女性が受け取るものです。
キャッチした女性が次の花嫁になれるとされ、幸せのおすそ分けとして盛り上がるイベントの一つでした。
女性だけで盛り上がるのではなく、新郎がブーケの代わりにガータートスと言い身につけていたガーターを投げる演出も外国では行われることがあります。

最近では、男性の場合にはガータートスよりも、房がたくさんあることから子孫繁栄・健康祈願の意味を込めてブロッコリーをブーケに見立ててブロッコリートスを行うことも増えています。
ブーケトスの由来は、結婚式の日に新婦の幸せをおすそ分けして欲しいと考えた独身女性が新婦のことを追いかけてきたため、新婦がブーケを投げて逃げ出したことに由来すると言われています。
そのため、今でも後ろを向いて花嫁がブーケを投げる風習が残っているのです。

しかし、最近のブーケはデザイン的に投げるのに不向きなものもありますし、ワイヤーで組んであるものもあり投げるのが危険なものも増えています。
そこで、ブーケトス用に別のブーケを用意したり、ブーケトスを行わないことも増えています。
このブーケトスを行わない理由には、他にも理由があります。

ブーケトスを行わない理由と他の演出

ブーケトスを行う際には独身女性が集まってブーケの取り合いを行います。
この時に、自分が未婚であることがわかるのを嫌がる女性が増えてきました。

さらに、必死にブーケを取りに行こうとする姿が、結婚に必死そうに見えてしまい恥ずかしいと感じてしまうひとも多いのです。
そのため、ブーケトスになった瞬間に一気に空気が盛り下がってしまう可能性があるのです。

やはり、結婚していないひとにとって未婚であることを周囲に知られることはナーバスになる可能性もある問題です。
メンバーによっては、ブーケトスは行わないように配慮するのも賢明です。

わいわいと行わず静かに行えば問題ない場合には、ブーケプルズに変更したり小さい女の子へブーケのプレゼントをするように変更すると場の空気を壊さず盛り上げられます。
もしも、ブーケの受け渡しを行うのが微妙な場合には、バルーンリリースへと変更するのもオススメです。