仏教徒の親VS教会式を望む二人…意見の対立には要注意!

sinzen

すり合わせるのが大変

結婚式は多くの女性が憧れるものですが、式当日を迎えるまでにはとても大変なものです。
準備にもたくさん時間が必要ですし、引き出物や席の並び、行う演出や食事の内容と決めることもたくさんあります。

予算の関係で行えない演出があったり、スケジュールや暦の都合で行いたかった式場が埋まっていたり、というトラブルもありますし、新郎新婦で意見の合わないことも出てきます。
新郎新婦の中での意見が合わないと喧嘩になることも多くありますし、式の準備の途中で破談になるということも決してないわけではありません。
新郎新婦で意見が割れて揉めること以上に、親族を巻き込んでのトラブルはもっと厄介です。

ドレスや式の演出への口出しであったり、参加する親族の人数調整、式のご祝儀やお車代、宿泊費の負担内容といったものについては意見が食い違うことも多くありますし、自分の家族ならまだしも相手の両親や親族から言われてしまうとどう対応すればよいか困るものです。
折れて相手に合わせるとなると、自分が憧れていた結婚式とは異なるものになってしまう可能性もありますし、そうなると楽しみだったはずの結婚式がどんどん嫌な思いの強いものへと変わっていってしまいます。
そこで、ここでは結婚式の準備で起こる親族とのトラブルや意見の対立がどのような場面で起こるかとその際の対応策について紹介をします。

よく起こるトラブル

結婚式の準備の中で起こる親族とのトラブルの一つに金銭的な問題があります。
これは、式に当たっての両家が負担する金額が異なっていたり、お車代や宿泊費の負担額やご祝儀といったもので考え方が異なり両家で対応が変わってしまうことがあるのです。

これについては、費用を自分たちで負担することが基本であると割り切ってしまえば気持ちが楽です。
基本的に結婚式費用やお車代、遠方からの親族の宿泊費は自分たちが負担をするつもりでいて、もしも何か費用を負担すると言われればありがたく頂戴する程度で、初めからこれを期待することは避けましょう。
両家で家計事情も異なるものですから、どちらかに無理に揃えたりせず、費用を出してもらわないことによって自分たちの行いたい用に式が行えるんだ、と考え方を揃える方が気持ちも楽になります。

もう少し面倒な問題として挙がるのが、式の内容で意見の割れた時の対応です。
教会式でウエディングドレスを着たいと思っていても、親族から神前式で白無垢を着るように言われてしまったり、ドレスのデザインも露出の少ない胸元の開いていない袖のあるものを着て欲しいと言われてしまったり、ということがあるのです。

このような意見の対立は折り合いをつけるのもなかなか難しいですし、無理やり意見を押し通すと後々の嫁姑関係を悪化させてしまう可能性もあります。
だからといって親族の意見に全て従うのも人生で一度の結婚式で悔いを残してしまいます。
そこで、上手な対応がとても重要になります。

対応策

意見が割れたら際に、行う対応としてまずは話し合いがあります。
お互いが納得するまで話し合ってお互いに納得できる方法を見つけるということです。

たとえば、結婚式は親族の言う通り神前式で行って、フォトウエディングでドレスやタキシードの写真だけを残すという方法もあります。
他にも結婚式は神社で行って、披露宴でウエディングドレスを着るという方法もありますし、教会式を行って披露宴で着物を着るという方法もあります。
様々な方法がありますから、その中で全員が納得のできるものが見つかるならば、それがベストです。

他にも、新郎新婦のみになってしまいますが、新婚旅行中に海外の教会で結婚式を挙げるという方法もあります。
チャペルで新郎新婦のみで式を行い、その後の写真撮影をビーチなど観光地や教会で撮影をしてもらうことも可能です。